宝厳院
ほうごんいん
天龍寺の塔頭寺院として、一年の間限られた期間だけ特別公開される『宝厳院』 ”獅子吼の庭”と呼ばれる見事な庭園は、嵐山らしい静かな空気を二人に運んでくれるでしょう。
予約 | なし |
予算 | ¥1,000 |
住所 | 京都府京都市右京区 嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36 |
地図 | |
電話番号 | 075-861-0091 |
営業時間 | 9:00 ~ 17:00 |
定休日 | なし 拝観は特別拝観期間のみ |
電車 | 嵐山電鉄「嵐山駅」徒歩10分 阪急電鉄「嵐山駅」徒歩15分 |
バス | |
混雑具合 | ⭐︎⭐︎⭐︎(3/5) |
大亀山 宝厳院
毎年秋にのみ特別公開される、天龍寺の塔頭「宝厳院」
とても丁寧に手入れされたお庭は、”景勝地”嵐山にふさわしい、非常に美しい眺めを楽しむことができます。
注目ポイント
宝厳院の庭園「獅子吼の庭」は、室町時代に禅僧によって作られました。
お庭の名前になっている”獅子吼”とは、仏様が説法をされるという意味があり、その名の通り眺めていると人生に想いを馳せてしまうお庭です。
庭園の特徴は、中央に置かれた巨岩たち。 一つ目の「碧岩」は2億年位上前のプランクトンが固まってできた”チャート”と呼ばれる岩石。
パワースポットとして隠れた人気があり、パワーストーンマニアが頻繁に訪れているそうですよ。
庭園二つ目の巨岩は「獅子岩」 こちらも碧岩と同じ年代の”チャート”であり、正面から見ると獅子の顔に見えることからその名がつけられました。
江戸時代当時の雑誌にも、獅子のように見える岩として紹介された記録が残っており、もしかすると当時から嵐山の名物デートスポットだったのかもしれませんね。
また、獅子吼の庭に入ると最初に目につく「瀧門瀑」は、鯉が滝を登って竜になる様子が表現されています。
こちらも鯉だけに、恋が叶うパワースポットになったりならなかったり…。
宝厳院のお堂
宝厳院はお堂も見応えのある、とても絵になる姿をしています。
十一面観世音菩薩を本尊とする本堂は、平成20年に完成した新しいもの。
書院と茶室は、大正時代に建てられた、木造ながらもモダンな雰囲気のおしゃれな建物になっています。
見学は特別拝観期間のみ
さて、宝厳院の”丁寧なお庭”をここまで紹介してきましたが、宝厳院の真の美しさが楽しめるのは紅葉が綺麗になってくるこれからの季節です。
2019年は10月5日から12月8日までの2ヶ月の間だけ、自由に拝観することができますので、行ったことがないカップルの皆さんはぜひこの機会にどうぞ!
近年はメディアでも頻繁に取り上げられており、その紅葉は他を凌駕する美しさ。
お庭を彩る紅葉と、壮大な岩、隅々まで植えられた苔、時間がゆっくり流れているような気がする。そんな風情ある景色です。
Nearly Spot
この近辺のスポット
Related Spot
似た雰囲気のスポット