愛宕念仏寺
おたぎねんぶつじ
#サインポスト大賞 2019 by SignPost京都
ほほえましい”羅漢像”が、二人に笑顔を届けてくれます。嵯峨野の山裾に位置する『愛宕念仏寺』は、かわいらしいお地蔵さんと鐘を打つ音が響き渡る、デートにぴったりな不思議な世界感。
予約 | なし |
予算 | ¥600 |
住所 | 〒616-8439 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2−5 |
地図 | |
電話番号 | 075-865-1231 |
営業時間 | 8:00 ~ 17:00 |
定休日 | なし |
電車 | JR「嵯峨嵐山駅」徒歩30分 |
バス | 京都市バス「愛宕寺前」徒歩1分 |
混雑具合 | ⭐︎︎⭐︎(2/5) |
天台宗 愛宕念仏寺
『愛宕念仏寺』は最近注目の、個性的な”羅漢像”がかわいい天台宗のお寺です。
清滝川のほとり、”愛宕参道”の始発点に位置しており、観光客の多くはバスで『愛宕念仏寺』に向かい、下り坂を歩きながら嵯峨野観光を楽しむのが定番になっています。
境内には”ふれあい観音像”や、鳳凰が屋根に装飾された”三宝の鐘”、国の重要文化財に指定されている”本堂”など見所がたくさん。
静かな山に囲まれた中、拝観者の鐘を打つ音と、様々な表情の羅漢像を楽しむ声が響く、素晴らしい雰囲気を持った寺院になっています。
愛宕念仏寺の歴史
700年代に建立された『愛宕念仏寺』は、実はもともとは東山エリアの”六波羅蜜寺”の近くに建てられましたが、何度も荒れ果て、その度に復活を繰り返してきたユニークな歴史を持ちます。
その後、鴨川の洪水で本堂を失ったりと、荒廃・再興を繰り返し、1922年に現在地での再興を目指しますが、これまた失敗。
1955年に天台宗本山から”西村公朝”さんが住職を任命され、再興に取り掛かります。
それ以来、西村公朝さんの手によって現在のような立派な伽藍を取り戻し、”昭和の羅漢彫り”もこのころに始められました。
昭和の羅漢彫り
昭和に始められた”羅漢彫り” 再興を目指した愛宕念仏寺への参拝者が、自ら彫った羅漢像を奉納して寺院の繁栄を願うようになったそうです。
一つ一つが個性的な顔つきを持つ羅漢像は、拝観者を和ませるとともに、見事に愛宕念仏寺の再興を果たしてくれました。
現在は、その珍?光景を求めて多くの観光客が訪れており、『外国人に人気の日本の観光スポットランキング2019』では、なんと全国24位に選出されるなど、訪問者の満足度も非常に高いようです。
”羅漢像”のユーモラスな姿と、山寺としてのミステリアスな雰囲気を併せ持つ愛宕念仏寺。
いつもとは一味違った、通な京都デートに是非いかがでしょうか。
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