京都迎賓館
きょうとげいひんかん
世界各国からVIPをおもてなしする『京都迎賓館』 実は一般にも公開されており、さまざまな一流の芸術品や装飾を鑑賞できるすばらしいデートスポットです。
予約 | なし |
予算 | ¥3000 |
住所 | 京都市上京区京都御苑23 |
地図 | |
電話番号 | 075-223-2205 |
営業時間 | 10:00 ~ 17:00 |
定休日 | 水曜日 |
電車 | 京都市営地下鉄「今出川駅」徒歩15分 |
バス | 京都市バス「府立医大病院前」徒歩7分 |
混雑具合 | ⭐︎⭐︎⭐︎(3/5) |
京都迎賓館
各国の首脳をはじめ、世界から訪れる国賓を迎える役割を持つ ”京都迎賓館”
政治上の重要スポットでもある施設ですが、実は気軽に自由参観ができるとご存知でしたか?
施設使用の予定がある場合や、貸切の予定がある場合には一般の利用はできないのですが、一般に開放される自由参観日は予約も必要なく京都迎賓館の一流の眺めを楽しむことができます。
※ 公式ホームページにて自由参観可能な日程が公開されているので、ご覧になってからの訪問をお勧めします。
普段の生活ではなかなか味わえない、日本中の ”一流” を見て味わえる迎賓館は、上品なデートにぴったり。
なによりも、普段は要人が歩いている廊下や、各国首脳が座った椅子など、ちょっとした小物からもサミット気分が味わえる迎賓館は、デートの話題にもぴったり。
細部に至るまで綺麗に手入れされた景色は、特別感ある雰囲気で二人を包んでくれるでしょう。
注目ポイント
京都迎賓館は、幾つかの部屋(間)で構成されています。
ここでは、特に注目の部屋とみどころを写真を交えてご紹介しましょう。
聚楽の間
温かみのあるロウソクの明かりに照らされた聚楽の間は、招待されたゲストの控え室として使用されています。
一つ目の見所は ”竹工芸の花籠” 重要なゲストをお迎えする際には、花が生けられる花籠は人間国宝「五代目 早川古斎」の作品。部屋の雰囲気にマッチした、存在感のある花籠です。
夕映の間
彩り豊かな夕映の間は、大臣級閣僚の会議・お茶会などに使用される大部屋。壁面の二つの織物「比叡月映」「愛宕夕照」の作品名から一文字ずつとって夕映の間と呼ばれています。
もちろん、この部屋の見所は東西の壁に飾られた二つの巨大な織物。
月が照らす比叡山が描かれた「比叡月映」、愛宕山に沈む夕日が描かれた「愛宕夕照」はどちらも見事な作品です。
見ているとなんだか心が落ち着くような、本物の京都の景色のような不思議な世界観を夕映えの間は醸し出しています。
藤の間
最も大きな部屋となるこちらの藤の間は、晩餐会や歓迎式典の会場として使われています。
こちらも見事な壁面の装飾「麗花」は日本の草花が織り込まれており、藤の花が舞い散っている様子が表現された床の絨毯と見事にマッチング。
ちなみに、藤の間から見た中庭の池は日本の田園風景がイメージされており、最も中庭を美しく眺めることができると言われていますよ。
桐の間
和の晩餐室として使用される桐の間。 京料理でおもてなしされるこの部屋では、24人までが中央の巨大な鏡面仕上げのテーブルで和食をいただくことができます。
い草の良い部分だけを使用した畳は、中継ぎ表という昔ながらの技法で作られています。 高級感あふれる和の雰囲気は、長年VIPたちをおもてなししてきた歴史が醸し出しているのでしょうか。
庭園
京都迎賓館最大のみどころは、建物と調和した、日本の景色が表現された中央の庭園。
建物をつなぐ橋の上からは、北側の ”日本の海” が表現された池と、南側の ”田園風景” が表現されたネビキ草の植えられた池を楽しむことができます。
透明な水を泳ぐ錦鯉に、実際に国賓が「舟遊び」を楽しむ和舟と、贅の限りが尽くされた日本最高峰の庭園は、見る者の心を癒してくれます。
京都迎賓館でしか見ることのできない、ちょっといつもとは違う ”一流” が楽しめる大人のデートスポットでした。是非皆さんも京都迎賓館の自由参観デート、上品な気分を味わいたい週末に訪れてみてはいかがでしょうか。
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