宝泉院

三千院門跡参道の奥にある「宝泉院」は、まるで額縁に飾られた絵画のような美しい庭園で知られています。

こちらのお寺が創建されたのは1235年ごろ。もともとは、隣に建つ勝林院の僧坊として栄えたそうです。

大小３つの庭園を持つ「宝泉院」は、訪れる二人を優雅な世界に誘ってくれるでしょう。お抹茶をいただきながら、庭園を眺めてゆっくりした時を過ごす。そんな大人なデートにぴったりのお寺です。

注目ポイント

「宝泉院」の庭園の中でも特に壮大な”盤桓園”は、客殿の柱と柱を額縁に見立てて絵画のように鑑賞できることから”額縁の庭園”と呼ばれています。
正面に見える巨大な”五葉松”は、なんと樹齢700年。まるで大きな盆栽のようで、その姿は本当にひとつの絵のようです。

縁側から見える”鶴亀庭園”は隅々まで丁寧に整えられており、池を泳ぐ鯉の姿も非常に優雅。

そして、客殿から出たところにある”宝楽園”は、平成17年に完成した新しい庭園。仏の世界を石庭を用いて表現した、芸術的な石園です。

客殿には他にも多くの見所があり、”囲炉裏の部屋”や”血天井”など、なにやら聞きなれない見所もありますよ。

拝観券にはお抹茶とお菓子のセットがついてきますので、庭園を眺めながら、一番好きな角度から”額縁”を楽しみましょう。

宝泉院での過ごし方

こちらの「宝泉院」も他の大原の寺院と同じく、人里離れた土地ならではの、静かな時間の過ごし方ができる素晴らしい寺院です。

近くには 温泉もありますので、大原はゆっくりとした時間で日々の疲れを癒したいカップルに、最高のおもてなしをしてくれます。