華厳寺(鈴虫寺)
けごんじ すずむしでら
お堂の中で飼われる”鈴虫”が一年を通して、リンリンと美しい音色を奏でる『鈴虫寺』 鈴虫の音色だけでなく、壮大なお庭、お坊さんの説法を体験できる、観光に人気の寺院になっています。
鈴虫寺
注目ポイント① リンリンと鳴くBGM
注目ポイント② お坊さんのありがたいお話
注目ポイント③ 願いを叶える幸福地蔵
写真ギャラリー
鈴虫寺の基本情報
鈴虫寺
嵐山の少し南側に位置する『鈴虫寺』は、他のお寺とは少し違う、個性的な体験ができる寺院。
本当のお寺の名前は『妙徳山 華厳寺』と言いますが、書院の鈴虫の音色があまりに美しいことから、通称『鈴虫寺』と呼ばれています。
『鈴虫寺』を開山したのは、”鳳潭(ほうたん)” 非常に学問に秀でていた鳳潭上人は、難解すぎて廃れていた”華厳宗”をわかりやすく説き、再び世に広めた偉いお坊さんです。
現在でもその伝統は受け継がれており、『鈴虫寺』のわかりやすくて楽しい説法は、老若男女問わず大変人気になっています。
リンリンと鳴くBGM
書院に入るとすぐに聞こえてくる、リンリンという”鈴虫”の鳴き声。
昔はその声を耳にする機会も多くありましたが、都会の生活ではほとんど聞くこともなくなった懐かしい音色です。
『鈴虫寺』が飼育を始めたのは、先代の住職が鈴虫の音色に”禅”を感じたからだそう。
一年を通しての飼育は大変難しいとされていますが、長年の試行錯誤の末たどり着いた、卵や成虫の温度管理によって一年中鳴く鈴虫の飼育を実現されているそうです。
というのも、もともとは寺宝など観光資源に恵まれなかった『鈴虫寺』
鳳潭上人の時代から続く、華厳宗の教えを世に広めるための努力こそが、この鈴虫の飼育だったわけですね!
お坊さんのありがたいお話
鈴虫の音色と並ぶ人気の理由が、わかりやすくて面白い「説法」
御住職や副住職さんをはじめ、まるで噺家さんのように仏教の考え方やお参りの仕方、日々の過ごし方を楽しく「説法」してくださります。
現代の生活では聞く機会も減ってしまったお話で、日常の悩みや心配事から解放される、心穏やかな時間が過ごせます。
堅苦しくないフランクなお話ですが、ありがたいお言葉を頂戴するにあたり最低限守っておきたいマナーは下記のページをご参考ください。
正しい合掌の仕方は!?
『デートで使えるマナー講座 お寺の拝観編』へ
by Sign Post KYOTO
願いを叶える幸福地蔵
石段を上った先に参拝者を待つのは、「幸福地蔵菩薩」
通常のお地蔵さんは裸足ですが、『鈴虫寺』のお地蔵さんは足元にわらじを履いています。
これは願い事をした参拝者のもとまで歩いて願いを叶えてくださるためで、わらじを履いたお地蔵さんは日本で唯一だそうです。
お坊さんの「説法」でも、お地蔵さんについて話してくださいますので、是非詳しくは実際に参拝してお話を聞いてみてください。
写真ギャラリー
『鈴虫寺』デートの前に、見所を写真で確認。 クリックすると拡大して表示されます。
鈴虫寺の基本情報
デート予算 | ¥1000 |
住所 | 〒615-8294 京都府京都市西京区松室地家町31 |
地図 | |
電話番号 | 075-381-3830 |
営業時間 | 9:00 ~ 16:30 |
定休日 | なし |
車 | 京都駅から車で30分程度 |
バス | 京都市バス「鈴虫寺」下車後すぐ |
公式HP | お寺の公式HPへ(ここをクリック) |
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